杉並区で出産施設を探すポイント
杉並区で出産する場合はいつ頃出産施設を決めたらいいのでしょうか?
杉並区で妊娠したらすぐに決めなければいけないこと…
それは
どこで出産するか
自宅の近くで出産するのか、里帰り出産するのか。
東京都内の病産院は(特に個人産院)分娩予約を早々に締め切る場合も多いので、妊娠が分かったらなるべく早く出産施設を決める必要があります。
妊娠前に、予め出産できる病院をリサーチしておくのもいいかもしれません。自分の自宅近く、里帰り、選ぶとしたらどんな産院があって、どんな特徴があるのか。産院によっては院内の見学等をさせてもらえるところもあります。
杉並区で妊婦健診と出産する場所を選ぶポイント
初産婦さん
初めてのお産の方(初産婦さん)が妊婦健診とお産する場所を選ぶポイントは以下の4点です。
- 年齢
- 出産後どこで育児をする予定か
- 今までにかかったことのある病気(既往歴)、また現在もかかっている病気(現病歴)
初産の方は、とにかくすべてが初めてですので、「どれだけ自分の不安が解消できるか」が施設選びのポイントになってくると思います。外来の診察時、医師・助産師と、たくさんお話してください!自分の聞きたいことが聞けるような雰囲気であることはとても大切です。
妊娠が分かってからお産まで、約9カ月。
長~いお付き合いですからね。
そしてできれば母親学級、両親学級などで、妊娠・出産・母乳育児の勉強ができるといいと思います。また、助産師外来があれば、それを積極的に活用していただきたいです。医師には聞けないけど、どうなんだろう・・・?というお悩みにも、お答え出来ますから。
産院ではなかなか聞けない妊娠中の「ちょっとした」お悩みはオンライン妊婦相談でご相談いただけます
経産婦さん
経産婦さんが妊婦健診とお産する場所を選ぶポイントは上記に加え、前回のお産がどのような経過であったかが、重要なポイントになってきます。
前回のお産の状況によっては、総合病院や、高次医療機関での妊婦健診・出産をすすめられることもあります。
また、上のお子様がいての妊娠ということで、上のお子様の預け先、上のお子様の立ち会い出産、上のお子様の面会、上のお子様の同伴入院なども考慮に入れたりすると、選ぶ施設も変わってきます。
年齢
日本の初産婦の平均出産年齢が30歳である現在、35歳以上で初めての妊娠は珍しいことではありません。ですが、やはり年齢が高くなるとともにリスクは徐々に上がっていきます。
●●歳以上のご出産はお受けできません、と書いてある分娩施設もあります。
妊婦健診、出産をしたいと思う場所のホームページなどは要チェックです!
既往歴と現病歴
既往歴と現病歴 について説明していきます。
既往歴とは・・・これまでに患った主な病気の履歴のことです。風邪などは含まれませんが、多い病気としては「小児喘息」などでしょうか。
現病歴とは…今現在かかっている病気がどのようにはじまり、どのような症状でどのような治療を受けたのかというものです。
喘息でも、小児ぜんそくで完治している場合は「既往歴」現在も症状が出て治療している場合は「現病歴」となります。この既往歴・現病歴によっては、出産施設が限定されることがあります。
たとえば、喘息の方でも、症状が落ち着いている場合と、かなりひどい場合では対応がちがってきます。既往歴・現在治療中のご病気のある方は、産婦人科に初めていった時点で、必ず問診票に記載をしてくださいね。そして、ご自身の病気と妊娠とをうまく両立できるよう、医師との連携を密にしておきましょう。
どこで育児をする予定か(里帰りをする・しない)
里帰り出産のメリット・デメリット
里帰りのメリットは、
- 分娩費用が安い(東京に比べ)
- 親が近くにいて、家事と育児を手助けしてくれる
里帰りのデメリットは
- 親との意見の食い違い
- 里帰り中は夫が赤ちゃんの育児をする経験がないため、ママと夫の育児能力に差が生じ、自宅に帰ってから困る
里帰りしないメリット・デメリット
里帰りしないメリットは
- 夫がそばにいるので気が楽
- 夫の育児能力がママと足並みそろう
里帰りしないデメリットは
- 分娩費用が高い(東京)
- 親が来ないことで育児の手助け、助言が得られない
こんなことが考えられます。
妊娠の状況、ご家族の状況等を踏まえたうえで、出産場所についてしっかりと、そして早めに考える必要があります。
杉並区とその周辺の分娩施設
杉並区にお住まいだからと言って、杉並区でしか出産できないわけではありません。会社帰りに妊婦健診に行く方などは、会社から近い場所のほうがいいと考えるかもしれません。しかし、妊娠後期になると、「産休」に入ります。会社には行く用事が無くなります。また、妊娠後期は健診間隔も短くなり、「来週また来てください」とか「明日また来てください」といったことも出てきます。そのため、自宅からの通いやすさはある程度考慮に入れた方が良いでしょう。
もちろん、隣接区市の方が近い場合はそちらで健診・出産が可能です。
セミオープンシステム
主に日赤などの、大きな病院で行われるシステムです。健診の待ち時間を減らすため、妊娠初期から中期にかけての妊婦健診は近隣のクリニックなどで受診し、妊娠後期に入ってからは日赤で健診を受けます。現病歴や妊娠経過に異常のない人が対象です。
杉並区で発行される妊婦健診受診について
杉並区で発行される妊婦健診受診券は、東京都内でのみ利用可能です。他県で妊婦健診を受ける場合は妊婦健診受診券は利用できず、すべて自費での支払いになります。ただし、出産後一年以内に払い戻しができる制度がありますので、それを必ず利用しましょう。
助産院での出産・自宅出産を考える方
随時更新します。
妊婦健診と分娩施設を選ぶ際の注意点
どこでお産するかを迷って、妊娠経過中に何度も病院を変える方をごくたまにお見かけしますが、あまりおすすめできません。
病院を移動する際には「紹介状」が必要になりますが、これにも費用が発生しますし、必要な検査の時期や種類などが病院によって異なることもあります。産院選びは事前に十分に行いましょう。
母乳と育児の相談は出産後早い時期が重要
妊娠中から考えておきたいことは、妊婦健診・出産施設と同時に、産後のサポートについても重要です。出産後退院した後に十分なサポートが受けられる環境かどうか、考え、不足している部分は産後ケアを利用し補えるようにしましょうね。
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